海外の節約術

海外の節約術

なにも節約術は日本人の専売特許ではありません。海外においてもそれぞれの国によって多種多様な節約術が開発されて実践されている様です。貴族な感じとスマートなイメージが強いイギリスでの節約術で有名なのが、英国紳士に良く似合っていて毎日欠かさずに飲み続けている紅茶の出がらしを上手に活用しています。その節約術はというと紅茶に含まれている『カテキン』を消臭剤として再利用する方法で、料理が終わり片づける時に、臭いが残ってしまっている鍋の中に出がらしと水を入れ、それらを火にかけ沸騰させる事で臭いが落とせる便利な技です。お湯を非常に大切に使うという伝統が根付いているイギリス特有の節約術として、食器洗いを行う際に、お湯を沢山流しての積極的なすすぎを好みません。加えて、入浴する際も、湯船はもちろんの事、体についた泡でさえも流す事を好まずそのままです。正直日本人にとってはあまり共感の出来ない節約術であるかも知れませんが、イギリス人のお湯を大切に使うという精神には敬意を払い見習うべき事か知れません。

 

またドイツにおいては、節約という行為は常識であり大切な事と理解が深いそうです。ドイツでは最早当たり前すぎる事になっている買い物袋持参ですが、日本では最近になって広まった事を考えると、ドイツでの節約への関心の高さが窺えます。それに加えて、ドイツ人は非常に環境に関する理解と興味が高いレベルにあるため、本当に様々な物が簡易包装となって節約を体現していて、車を使わずに自転車や徒歩を好み自然な生活を実践しています。

 

賢く生活をおくる事が得意な中国人の節約術として必須なのが、食事は外食をせず必ず自炊を行うという事が挙げられます。自炊を行う為に必要な食材は、ご自分の家庭菜園で育てたものや、スーパーの特売を有効に利用しまとめ買いを行い、冷凍保存などをしっかり利用して効率のよい食材保存を実践し節約に繋げています。自炊をしっかり行うという事は、生きていく上で必ずかかってしまう食費を節約するためには非常に効果的な方法です。例えどんなに忙しいとしても節約の為もあるにせよ自宅で食事をしている中国人の方達の姿勢は、自宅でご飯を食べる機会が減り家族愛が薄くなってきている日本人にとって学ぶべき事の多い点とも言えそうです。

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